学習ガイド(概要)

紹介した「第二種電気工事士テキスト」を基本に学習の概要をガイドします。
各論の詳細は、以降で順次説明します。

当該図書の目次は次の通りです。

1.電気の基礎理論
2.配線理論と配線設計
3.配線器具 材料 工具
4.配線図記号
5.電気工事の施行方法
6.電気工作物の検査
7.一般用電気工作物の保安に関する法令
8.配線図 単線図と複線図

最初に8.配線図は捨てる。特に複線図は技能試験では必須だが筆記合格しないと意味がない。
複線図は筆記試験が合格してから技能試験までには確実に使えるよう準備する。また、筆記にはせいぜい3問出題程度。

当該書籍にも出題予想数がある。それらも踏まえて次の通りです。

計算科目としての1.、2.一応読んだら過去問を解き、NGならばそこで覚える。
ポイントは交流回路。三相交流回路。
また、単相2線式交流回路、3線式交流回路は大切。更に三相3線式(交流)回路も大切。

3.以降は暗記科目のため暗記が苦手な場合(私もだが)書籍で読んで過去問を解き、間違ったら正解を覚えるで対応した。過去問は50問が1つの塊だが覚えるために全てを一度には回答する必要はなく1問毎に覚えるガイドとして利用する。

ある内容を覚えたら(覚えたつもりなら)、それの過去問を1問解いてみる。
そのため私は過去問を年度別に切り離して携行できるようにした。
過去問集が2年前のものだったので低価格でありバラバラにする抵抗感がなかった。

配線器具、材料、工具も上記と同様、書籍で読み、理解した(暗記した)ら過去問回答。間違ったら覚える。繰り返し。実物の写真と名前と用途を覚える。

配線図記号も同じ方法で覚える。

捨てるとは過去問ができなくても深く学習はしないという事である。学習は行う。つまり書籍は通読すること。

まとめると「テキスト」を読む→「過去問」回答→間違っていたら「過去問解説」を読み覚える。解説が良く分からない場合はテキスト参照する。